合格基準として、2つの条件が挙げられる、介護福祉士国家試験。それを満たせばもちろん合格することができます。介護福祉士国家試験の受験者数は年々増加していますが、合格率はいったいどれくらいなのでしょう?介護福祉士の合格率をご紹介します。
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介護福祉士の合格率とは、どのくらいのものでしょうか?
国家資格介護福祉士は、昭和62年(1987)に法整備により新しく誕生した社会福祉の資格です。介護福祉士は社会福祉士及び介護福祉士法の規定に基づいた資格で、身体的、精神的な障害により日常生活行動(例えば、入浴、食事、排泄などの行動)に支障のある人に対して介護し、生活の支援をすることを職務としています。すなわち介護福祉士とは高齢者や障害者が自立した人間としての尊厳をもった生活を送るための支援を行うことにすぐれた能力を有する者の国家資格だと言えます。
介護福祉士国家試験の受験資格があるのは、福祉系高等学校を卒業した人あるいは3年以上所定の施設で介護等の業務に従事した実務経験を有する人と規定されています。
介護福祉士国家試験の一次試験である筆記試験の合格基準としては2つの条件があります。
まず一つ目は、総得点120点に対して60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上をとること。すなわち、あまり難しくて受験者の平均点が低いようなときは、基準点が下がり、逆に簡単なときは基準点があがるという方式です。ちなみに第17回の試験の基準点は46.67点でした。
次に上記の条件を満たし、かつ12科目群のすべてで得点していること。つまり、どれか一つでも0点の科目があってはならないということです。
筆記試験に合格すると、実技試験が受けられます。筆記試験の点数は、受験者本人の文書による申請で照会することができますが、実技試験の得点は受験者が知ることができません。
受験者数は年々増加していますが、介護福祉士国家試験の合格率は50%程度で推移しています。
介護保険制度の改善の中でサービスの質の確保・向上を謳い、専門性を重視した人材育成と資質の確保を課題としている、厚生労働省。これに基づき、より専門性の高い介護を行う専門介護福祉士が最近では注目されています。
多様である、専門介護福祉士の専門領域。以下の3つが一般的に専門領域を持った専門介護福祉士だと思われます。
1.認知症高齢者に関わる専門介護福祉士
急激に認知症を持つ高齢者が増大し、専門的な介護が認知症高齢者に対して求められています。専門介護福祉士は認知症高齢者に関わり、認知症高齢者に対する介護技術だけに限らず、関連する医学、臨床心理、家族福祉等の知識を持ち、利用者への介護、家族への援助を行います。
2.在宅介護に関わる専門介護福祉士
従来の介護教育は施設中心型でしたが、介護保険制度が新設されたことにより、在宅介護が重視され、この5年間で利用者は倍増しています。専門介護福祉士は在宅介護に関わり、在宅介護において在宅ならではの可能性を引き出し、クオリティーの高いサービスができるのが特長です。介護制度が整備され、介護職の活躍が期待されますが、介護技術と高まる利用者ニーズとのバランスがまだ十分だとは言えないのが現状です。そんな中、専門介護福祉士が期待されているのです。
3.障害者に関わる専門介護福祉士
障害者に関わる専門介護福祉士は、身体障害、精神障害、知的障害、難病、高次脳機能障害、重複障害など、それぞれの障害種別に対応した社会的、医学的、心理的な専門的学習をし、障害特性に配慮した障害形態別介護が可能です。
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